高原リゾートを満喫できるホテルでリゾートバイト
現在42歳の専業主婦です。
昔、長野県茅野市の高原のホテルで配膳のバイトをしていた事があります。
大学2,3年生の頃、夏休みだけのバイトでした。
なぜリゾートバイトだったのか

リゾートバイトは良い思い出です。
私は関西圏で大学生をしていましたが、近場でバイトをするのではなく、長い夏休みを利用して、観光と貯金をしようと考えていました。
同じように関東や関西圏から大学生が7,8名バイトに来ていました。
またそれ以外に、大学生なのですが、よくこちらのホテルにバイトに来ている方がいて、その方がバイトのシフトを組んでいました。
常時のバイトさんのようで、お仕事にも慣れていて、頼れる存在の方でした。
その方の振り分けに従い、それぞれ、担当する仕事のシフトを確認して作業に向かうことになりました。
早番のシフトで寮をでるとき見えた星

シフトの一番早い時間は確か5時台だったと思います。
早朝に入り、宿泊客の食器を並べたり、パンなどの既製品は既に並べ始めていました。
宿泊はホテルの寮で、そのホテルから歩いて10分ほどの所にありました。
早番のシフトで寮を出ると、空はまだ星が見えていて、空気がとても澄んでいた事を記憶しています。
早番の時にはお昼に中抜け、といって夕方まで仕事がありません。
若くて体力がある頃だったので、中抜けの時間には一人でロープウェイまで行ったり、時にはバイト仲間と近くのペンションにケーキを食べにいきました。
寮は少し山の中でしたが、近くに小川もあり、自然環境は抜群でした。
シフトのないお休みの日は、同じくシフト休みの大学生と一緒に温泉や近隣の商業施設まで遊びにいったりしました。
寮は男子寮、女子寮分かれていましたが、寮を行き来して付き合ったり、男女の関係になる方もいました。
私は男子寮に侵入したり、男女の関係になる事もありませんでしたが、女子の大学生仲間をおやつやお酒を持ち寄って夜に酒盛りをしたりして楽しく過ごしました。
リゾート地を満喫しつつ、大学生同士のつきあいもあって、本当に楽しいバイトでした。
居心地がよすぎてリゾートバイトに専念

逆に辛かった事といえば、バイト先のホテルのパートのおばさんが、男子を優遇するのす。
そのしわ寄せが女子のバイトに来てしまい、仕事が結構ハードだった事。
また、そんな風なパートのおばさんに嫌われないよう、気を使うことが大変でした。
バイト先でも良くして頂き、正直思っていた事と違う事などひとつもなかったです。
違う事といえば、当初予定していたよりもずっとたくさん働いたことでしょうか。
夏休みが終わった後も、連休などでホテルが忙しい時はバイトに行ってました。
おかげで卒業旅行の資金や短期留学の資金をがっつり貯める事ができました。
あまりに居心地が良く、たくさん稼げるので、大学を休学して、リゾートバイトに専念している方もいました。
皆さん、大学を無事卒業したのかは不明です(笑)。
差し引きで言うと私にとっても得るもののほうがずっと多いバイトでした。今は懐かしい思い出です。