箱根の高級温泉旅館にてリゾートバイトで育てた思いやりの心
現在、28歳。会社員をしています。
大学3年生の冬に、箱根の高級温泉旅館でリゾートバイトをしました。
学生の長い夏休みをどうやってお金に変えようかと考えた結果のリゾートバイト初体験でした。
有意義な人との出会いと、辛いお風呂掃除

私が箱根の高級温泉旅館で楽しかったことはたくさんあります。
また、自分自身の仕事に対する意識を改めるという意味においても、とても有意義だったと思っています。
まず、高級温泉旅館というのもあり旅館に来るお客さんがセレブみたいな方ばかりでその人達を接客するのが緊張しましたが自分にプラスとなりました。
プラスというのはやはり企業のお偉いさんなので、人生について語って頂いたり、またこれから就職する自分には何が欠けているかなどを理解できたりできたことです。
お偉いさん方を接客していたらあっという間に時間が過ぎていきとても充実したバイトで楽しかったです。
お客様商売である旅館の掃除は、とても大変

また、接客ではなく、旅館の掃除というものがどんなにきつくてどんなに大事なことなのかを勉強できたことも楽しかったです。
旅館の外から掃除を始ます。自分がバイトしてた旅館は庭みたいな広い感じで外を掃除するのにも1時間はかかるのですが、それを30分で済ませないといけませんでした。
早く綺麗に掃除をするにはどうしたら良いかなど、日々自分の頭をフル回転させるのがとても自分の身になりました。
外が終わると今度は中の掃除をするのですが、雑巾掛けをするのにも一苦労で埃一つでもあった場合はやり直しになります。
そこでも旅館のおかみさん方からアドバイスをもらったり自分でかんがえることによって日に日に掃除のコツや掃除の重要性が分かってきました。
旅館のバイトをしてみて楽しかったことは時間の限られた中で業務をしっかりとこなす方法などコツを勉強出来たことで、自分にとって良い経験となったことです。
逆に旅館の仕事で一番辛かったことはお風呂の掃除でした。旅館にとってお風呂は命なので毎日毎日叱られてしまい心が折れそうになりました。
何回やってもおかみさん達のように綺麗にすることは出来ず悩んでしまったのが本当に辛かったです。
人に思いやりの気持ちを持ちながら働けた

バイトする前に思っていたこと、違ったこと。
私が旅館のバイトをする前は掃除くらいしかやることはないだろうと思っていましたが、掃除の業務の量もたくさんありすぎましたし、予想とは全く違いました。
バイトということでそんなに怒られはしないだろうと思っていたのですが、毎回毎回怒られて心が折れそうになったことも想像していたこととは違いました。
しかし、接客という大事なことを一から教わることが出来、人に思いやりの気持ちを持ちながら働けたというのが一番想像とは違っていて自分にプラスの時間を与えてもらったというのが本当に幸せでした。