資格取得費用を捻出するために有馬の温泉旅館でリゾートバイト
現在、38歳の主婦です。
結婚する前の、20代の前半に、専門の資格の勉強をしたいと思った時期がありました。
その資格取得の為に学校に行く費用を捻出する為、3か月の短期で有馬の温泉旅館でリゾートバイトをすることを検討しました。
また待ったお金を貯めるためにはリゾートバイトが一番

アルバイト情報誌をめくっていて、短期で住み込みのリゾートバイトという職種がある事を初めて知りました。
正直、未知の世界なので不安は大いにありました。
決め手となったのは、短期で住み込みで働ける事、その間の生活費(家賃・光熱費など)が全て派遣会社が持ってくれる事などでした。
集中して働けるので短い期間にまとまったお金が稼げる事も魅力的でした。
リゾートバイトの派遣会社のスタッフに細かく希望を出す

まず派遣会社に早速電話をし、簡単な面接と履歴書を提出し、派遣スタッフとして登録をしました。
実際にお仕事が決まるまでの流れですが、希望の時期やエリアや職種を登録して、その場でスタッフの方がいくつか当てはまるお仕事を提示してくれました。
あまり遠方に行きたくない、着物は着たくない、調理ではなく接客で、などと細かく希望を出す事が出来ました。
全国津々浦々、主にホテルや旅館の接客調理などから様々な業種があり、3か月から半年、もう少し長期で選べるお仕事もありました。
スタッフの方が親切に希望を聞いて下さいました。
私には、3つほどのアルバイト先を提示してただきましたが、その中で有馬温泉の旅館の中居のお仕事を選びました。
着物の着付けはあるものの、3日間の研修があり丁寧に着付けや言葉使い、作法などを教えて下さったので、不安はなくなりました。
同年代のスタッフと仲良くできたリゾートバイト

いよいよリゾートバイトのお仕事が始まりました。
楽しかった事は、同年代のスタッフとたくさん仲良くなれた事です。
私の様な派遣されて来た中居と、社員として働く中居が混ざっていましたがみんな比較的年齢が近く、すぐに打ち解ける事が出来ました。
慣れて来ると、一人で2つのお部屋のお客様を担当するようになりました。
ホテルと違って中居はお客様と接する機会が密なので、プライベートなお話を聞かせて下さったりお帰りの際には感謝のお言葉をいただけたり、とてもやりがいを感じました。
辛かった事は、やりがいの半面色々難しい事を要求されるお客様の担当になった時は、細かな気配りをする必要があり、失敗してお叱りを受けた事です。
基本的に、一人でお客様を担当し責任を持つので気が抜けませんでした。
始める前は、アルバイトという立場で社員とは仕事の責任に差があると思っていましたが、そこはやってみると同じ重みであるという事が分かりました。
楽なお仕事ではありませんが、礼儀作法も身に付き、短期で稼げるという点で、大変良い経験だったと思っています。