台風

沖縄、福岡、大阪、愛知を通って東京を通過する台風はあるのか?

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台風の進路については、一年間を通してみると、おおよそのパターンが決まっています。
その、台風の進路について、特定の地域に接近・上陸するのかについて、地域ごとに件数などご紹介していきたいと思います。

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台風が沖縄を通る進路は日本で一番多い

日本の最南端に位置する沖縄県ですが、気候も良く、リゾート地として有名なこの地は、台風銀座としても有名な地域になります。

沖縄に接近する台風の平均は過去30年の気象庁のデータからするとおおよそ5.5件程度。日本への接近数が11.4件で上陸数が2.7件。こうしてみると、沖縄の接近件数がずば抜けて高いことがわかります。

基本として、台風は沖縄に上陸することはないので、接近数だけで見るとほぼ半分近くが沖縄付近を接近・通過していることがわかります。

台風が近づくこの季節、日本で一番台風の脅威を警戒すべきは沖縄である、という事がわかる数字ですね。

台風が福岡を通る進路は日本海に抜ける

長崎方面から回り込むように福岡周辺に接近する台風は、結構な被害をもたらす、と聞きますが、そうした進路をとる台風はちょくちょくあります。

北半球の台風の回転の方向は反時計回りですから、下の方から巻き上げるようにくるくると回転しているわけです。

それが南の海上から沖縄当たりを通過して、そのまま勢力を拡大して、と考えると、上陸などした場合はかなり大規模な勢力の台風になることが多く、被害も大きくなるのです。

ただ、この進路をとる台風は、暴風圏内には入りますが、上陸する、となると数は少ないのです。

そもそも、九州北部地方から山口あたりへの接近数自体が、年平均で2~3件ですから、頻繁ではないことがわかります。

数は少ないですが、こうした台風は福岡など北九州地方に接近・上陸し、その後日本海側に抜けていきます。

台風が大阪を通る進路は四国上陸が怖い

台風が大阪付近を通過する様な経路を通る場合、四国への接近・上陸は不可避のものとなります。

台風の接近・通過・上陸についてはそれぞれ以下のように定義されています。

【接近】台風の中心がその地点を中心とする半径300㎞の域内に入る
台風がその地域の地理的な境界線から半径300㎞以内の域内に入る
【通過】台風の中心が小さい島や小さい半島を横切って、短時間で再び会場に出る場合
【上陸】台風の中心が北海道・本州。四国・九州の沿岸に達した場合

大阪を通る台風の場合、南の海上から日本海側に抜けていく進路をとる台風が一般的ですが、この時、大阪に上陸するような進路をとる台風の場合は、漏れなく四国地方もこの台風による被害を受ける地域となります。

昔から台風銀座と呼ばれていた地域の一つですから、四国地方や近畿地方に関しては台風の進路の代表的なものになります。

四国は中心部に四国山地を頂き、海に向かって背中は山といった地形になります。

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その為、台風による被害は海からのものだけではなく、山方面の土砂災害や、河川の氾濫など、台風上陸時に受ける可能性のある被害は大きなものになることが想定される地域となるのです。

台風が愛知から上陸する進路もある

台風の経路を見てみると、9月に該当する台風の進路が丁度愛知県あたりに上陸の可能性のある進路となります。

当然すべてがこの進路ではありませんが気象庁の過去30年の統計によると、この時期の台風の進路としては、近畿地方から関東甲信越地方・北陸に向けてのものが代表的な進路となります。

台風と聞くと、沖縄や九州四国方面の被害などがイメージとして湧きやすいのですが、ここ数年は、従来の進路とはかけ離れた進路をとる台風や、迷走台風と呼ばれる、上陸後再上陸するような台風も見られることから、過去の事例だけでは台風予測は難しくなってきていると感じられます。

台風が東京を通る進路は少ない?

愛知上陸同様、東京をその進路とする台風も、台風の経路としては過去のデータを見る限り該当する箇所はないように思われますが、実際、ここ数年のデータでは台風が関東地方に最接近したようなパターンもあります。

年間平均としては、気象庁の過去30年間の統計より、3.1件程度でそうそう頻繁ではないことがわかります。

ただしこのデータは関東・甲信越地方への接近数の平均値であり、小笠原諸島などの離島も含まれていないため、これを含むとさらに数は増えることになります。

小笠原諸島あたりに接近した台風がそのまま進路を関東方面に向けて駆け上がってくる、そうした台風もあるので、沖縄などと比べると少ないとは言えますね。

台風が日本を縦断する進路は僅か

日本列島を縦断、と聞けば、イメージとしては北九州当たりから四国・中国地方を通過して近畿から中部地方東海を経由して関東から北上する、まさに、新幹線の路線のように感じますが、台風がそうした経路を通る頻度はどの程度なのでしょう。

そもそも、台風が日本列島の上を通過していく(上陸したまま移動する)ことはほとんどないわけで、横断が適切なのではないか、とした議論もあります。

日本列島に並走するような形で進路をとっている台風について、縦断と表現される場合もあります。

実際に台風日本列島を縦断、となった過去の事例はないか調べてみました。

2014年の10月に日本に上陸した台風18号が丁度縦断に相応しい進路をとっていました。

台風18号は発達しながら日本の南海上を北上し、南大東島近海を通り10月5日に九州の南海上に達しました。

その後、進路を東に向け潮見岬の南を通過、10月6日に浜松市付近に上陸、そのまま東海から関東地方を北東に進み、6日の21時に日本海上で温帯低気圧にかわりました。

こうした進路をとる台風はごくまれで、過去の事例などから見ても、まれであるからこそ、いざ襲来の時、被害が大きいことがわかります。

室戸台風や伊勢湾台風などもこうした日本列島縦断タイプの大型台風でした。

日本列島を縦断するほどの勢力を持つ台風ですから、その被害も相当な物でしたが、そうした進路をとる台風は、めったにない、という事は幸いなことですね。

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