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台風豆知識:警報・避難勧告などを有効活用して避難するには?

投稿日:2017年6月17日 更新日:

災害情報は、様々な経路で私たちの下に提供されますが、その情報の発信元や情報にたいする適切な対応をとれるかどうかは私たち自身の判断に任されています。

実際に、避難勧告が出されているような地区でも、その避難勧告をきちんと受け取っていなかったため、また、指示に従おうとしなかったために被害にあわれた方もいます。

そうした事態を招かないようにするためには、日頃から防災に関する用語の意味などについて知っておく必要があるでしょう。

自然災害の種類としては、「暴風、豪雨、豪雪、洪水、高潮、地震、津波、噴火その他の異常な自然現象により生ずる被害」と定義されていますが、台風による災害にまつわる警報はどのようなものがあるでしょうか。

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台風接近:暴風・豪雨・洪水などに関わる警報など防災情報用語

台風発生時に私たちが気をつけておきたい警報について、ご紹介しましょう。

「特別警報」:大雨、暴風、高潮、波浪などの種類があり、それぞれに基準が設定されています。数十年に一度の強度の台風や同程度の温帯低気圧により、温帯低気圧により大雨になったり、暴風が吹いたり、高潮になったり、高波になったりすることがその基準です。

「土砂災害警戒警報」:「大雨警報」が発表されている状況で土砂災害発生の危険度がさらに高まった時に市町村長の避難勧告や住民の自主避難の判断を支援するよう対象となる市町村を特定して警戒を呼びかける情報で都道府県と気象庁による共同発表となります。

「警報」:大雨(土砂災害、浸水害)、暴風、暴風雪、大雪、高潮などがあり、それぞれお該当する事象による災害発生のおそれがある時に警戒を呼びかけ行う予報です。

「注意報」:災害が発生する恐れのある時に注意を呼びかけて行う予報です。「大雨注意報」「洪水注意報」「強風注意報」「波浪注意報」「高潮注意報」ほか16種類の注意報があります。

こうした警報、注意報が出されるような大きな台風の時は、必ずニュース速報などを確認することをお勧めします。自然災害は、いつどんなタイミングで変化するのか分かりません。刻々と変わる速報を常に心のどこかで気にしているようにするとよいでしょう。

台風接近:高潮・波浪に関わる警報など防災用語

波浪・高潮にもそれぞれ、注意報、警報、特別警報があります。

波浪注意報<波浪警報<波浪波警報

高潮注意報<高潮警報<高潮特別警報

波浪による被害は、沿岸部に集中します。台風の接近により、上陸しなくとも海が大荒れになることで漁船などに被害をこうむる場合もあります。

海による被害は、島国である日本にとってはとても身近な物で、海岸に面している市区町村にとって海の状態は常に気になるものです。

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この、日本の周囲を取り巻く恵みの海が、台風が来ることによって大きな災害をもたらしかねない凶器ともなるのです。

高潮は台風や、発達した低気圧などに伴い、気圧が下がり海面が吸い上げられる効果と強風により海水が海岸に吹き寄せられる効果のために海面が異常に上昇する現象です。

台風や発達した低気圧の接近上陸に伴い、短時間のうちに急激に潮位が上昇し、海水が海岸堤防を越えると一気に浸水します。

あっという間に襲ってくる水の脅威は普段の海面からは想像すらつかないものです。人の逃げる速度は波のそれとはけた違いです。間違いなく巻き込まれてしまうでしょう。

沿岸付近に住んでいる方々は台風接近時こうした被害を防ぐためにも防災ニュース・速報などをこまめにチェックすることをお勧めします。

台風接近:警報発令時に避難など取るべき行動とそのタイミング

「避難準備情報」「避難勧告」「避難指示」「避難命令」これらが出された時あなたはどうしますか?

気象庁発表の警報などの情報からもあなたのお住まいの地域が被害にあうかもしれない、とあなたは知っています。

気象庁や国交省からの情報をもとに、お住まいの地域の市区町村よりだされるこれらの指示は、その表現から少々曖昧に感じる部分もあるでしょう。

ではそれぞれの用語について、取るべき行動なども踏まえて紹介します。

「避難準備情報」:避難勧告よりも前に、今後の状況によっては避難勧告や避難指示がでる可能性もあるので、避難の準備をしておきましょう、という意味です。

「避難勧告」:絶対避難するべし、ではないですが、避難しておいた方があんぜんですよ、的なおススメとして捉えてください。但し、安全なわけではないので、避難した方がよいでしょう。

「避難指示」:避難指示が出された時は、既に緊急を要するほど状況は深刻だという事です。何はともあれ、避難して下さい。「避難しなさい」という命令に近い指示です。

「避難命令」:意味合いとしては「避難することを命令する」というそのままの意味ですが、日本の場合はこうした命令権はありません。ですから、避難指示よりも強い危険度を表している避難を勧めるものであると考えていたらよいでしょう。

いかがでしょうか?それぞれの意味する所はお分かりいただけたと思います。
避難をするにせよ、しないにせよ、その責任は自分にありますが、万が一の時に助けに来てくれるのは自衛隊や消防の方々などで、そうした方々の活躍により九死に一生を得た人たちもたくさんいるのです。

面倒だから、大したことないだろうから、そうした自分勝手な思い込みで避難を渋ったかがために被る被害は自分だけのことではなくなるのです。

いずれにしても、災害時の対応は早めにとって悪いことはありません。万が一に備えるためにも常日頃防災意識を高め、もしもの時にすぐに動けるように対策をたてておきたいものですね。

 

台風接近!気象庁発表の予想天気図はどうみる?進路予測や風速は?

 

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