石垣グランドホテルに(現・チサン リゾート 石垣)滞在・一人旅体験談


もう10年以上前に、1人で石垣島へ旅に出た時のエピソードです。

まだまだ寒さが続く2月。本州から南国へ脱出したい!という勢いだけで決めた旅でした。

何度目かの沖縄旅行は石垣島へ


沖縄には何度も訪れていたので今回はそれを通り越し、その先の石垣島へ。

最終的な目標は、八重山諸島の中にある波照間島を目指し「日本最南端の碑」に到達すること。

それだけを目標に、ざっくりと2泊3日の旅を計画したのでした。

いよいよ出発!でも、この飛行機、、、大丈夫??


石垣空港へは羽田からJTA(日本トランスオーシャン航空)の直行便で向かったのですが、びっくりするほど小さな機体で、まるで何かのツアー貸切バスの車内かと思ったくらいでした。全員そろっているかなんて、点呼の必要も全くナシ!そのくらいの狭さ。

無事に帰ってこれた今では笑い話にできますが、あまりの小ささに居合わせた他の乗客が、「おいおい、これで飛べるのかよ?」なんて話していたのを思いだします。1人なのは自分だけだったし、心の中ではドキドキのフライトとなりました。

石垣島ホテルに到着。ウェルカムではなく、ごめんなさい?


タクシーでホテルに到着すると、普通は「ようこそいらっしゃいました。」ですよね?それが自分の場合は「大変申し訳ございません。」から始まりました。どうやら、宿のオーバーブッキングのせいで、2泊するところが1泊しか部屋が手配されてなかったようなのです。またしても、アクシデント。

結局、1泊はすぐ近くのビジネスホテルのステイとなり、料金の差異は石垣グランドホテルでのディナーが付くかたちでおさまったのですが、なんとも面白かったです。

ビジネスホテルは窓の外にすぐ螺旋階段?踊り場みたいなところがあり、外から誰かが入ってきそうで落ち着かなかったのと、ディナーは半袖短パンでたった1人で堪能したこと。

どちらも貴重な体験をしました。まあ、結果オーライということで良しです!

目指すは最南端の碑。のはずが??


のんびり石垣滞在2日目。やっと目標へと動き出すことに。ホテルから歩いていける距離に港があり、そこから高速船に乗って波照間島まで向かいます。

船での移動は片道1時間。どんどんと陸が見えなくなり、携帯の電波も入らなくなって、もう本当に遠くへきたのだと確信しました。

波照間島は、日本列島の地図でみると本当に小さく、画鋲でも刺したら消えてしまう程の大きさ。その場所へ自分が向かっていると思うと、ロマンのようなものを感じました。

ニシ浜は天国のような美しさで、空と海しか見えない。砂は白く水は透明で、水平線の辺りだけが綺麗な青色をしていました。

まるで目の前に1枚の絵が降りてきたように、その風景が広がったのを覚えています。

ですが、ここまで来てなんと、日本最南端の碑には行くことが出来ませんでした。高速船は1日に往復2便ほどで、それを逃すともう石垣島には帰る事ができないのです。その当時は波照間島には宿泊施設があるわけもなく。

詰めが甘い自分に、とほほ。何のために来たのか、当初の目的を達成できずに泣く泣く島を後にしたのでした。(これも今では笑い話です)

最終日はタクシーのおじさんと

切り替えが早い自分旅。まあ、こんなこともあるでしょう。そういったわけで、最後は復路の飛行機まで、タクシーに乗って川平湾へと向かいました。

こちらは流れが速いため、遊泳は禁止の場所なのですが、景勝地の写真で見ていて絶対に行こうと決めていたところでした。透明のエビがとれるとも?そんなこんなでホテルをチェックアウトし、タクシーをつかまえて、いざ!

ラッキーなことに、タクシーの運転手のおじさんが楽しい人で、道中色々な話をしてくれて、あっという間に着きました。メーターを止めてくれて、ゆっくりしてきなよ。と、おじさんは顔見知り?のお茶屋さんへいってしまいました。

自分もコンビニで買っておいた「白おにぎり」(塩だけの味。海苔はない。石垣エリアだけの販売か?)を手に、小高い丘を登っていくと、またも絶景が広がっていました。今度は、しっかりとエメラルドグリーンの色をした、美しい湾が目下に。小さな島と船が浮かんでいる光景は、まるでミニチュアの世界でした。

そうして、空港でおじさんと別れ際に記念写真をぱしゃり。ナンダカンダあったけれど、真冬に夏を感じられた良い旅の思い出です。

 

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