銀座のスパゲティチェーン店でホールスタッフのアルバイト体験談
私の大学生の時代のアルバイト体験です。
大学生の暇な時間の使い方としてアルバイトを選んだのがきっかけでした。
私が初めて行ったアルバイト先の紹介

私が初めての接客業アルバイト(職種名:飲食店ホールスタッフ)をしたのは大学2年生のころでした。
当時働いていたのは東京銀座のスパゲティ屋さんで、席数は約40程の店で全国チェーンのある店舗でした。銀座という場所と、デパートの地下という立地もあり非常にお客様が多い繁忙店でした。
時給もその分高く設定されており、18時までは1,200円、それ以降は1,400円という好待遇でした。しかし元はといえば私が応募したのは上野店という別の場所にある店舗で、そこは自宅から近く時給も程々に良かったためそこに応募したのです。
けれど、いざ面接にいくと「他の店舗でも大丈夫?」とすぐに聞かれました。「無理です」と即答することも出来ず、OKを出してしまったことで銀座勤務となった経緯があります。
ホール・調理 スタッフの仕事詳細紹介します!

仕事内容は一般的な飲食店ホールスタッフと同様で、お客様の案内から注文とり、ドリンクサービスの提供やバッシング(テーブルの清掃)等がメインとなっていました。
お昼時と夜のディナータイムはかなりの忙しさでてんてこ舞いでしたが、それ以外は落ち着く時間もあった為、来店の波が大きかったです。
最初の一年はホールスタッフとして勤務していましたが、途中でキッチンスタッフが数人退職した為、急きょ調理担当としてパスタを作ることもありました。
うちの店は生パスタにこだわっていた為調理は難しく、色々なラインナップのパスタの分量を覚えてすぐに調理することはとても大変でした。おおよそ業務割合でいうと8割ホールスタッフ、2割調理スタッフという感じでした。(職種名:飲食店ホールスタッフ)
アルバイト先の良かったところ紹介

このアルバイト(職種名:飲食店ホールスタッフ)で良かった点は、時給が他のアルバイトよりも高かったこと、一緒に働く従業員が皆いい人ばかりだったこと、シフトがかなり融通が利く設定だったことです。
時給の件は上記に記載した通りですが、店舗が忙しく人が少ないにも拘らず、当時学生だった私のプライベートのスケジュールを加味してくれ、サークルの旅行やイベント事の時は嫌な顔一つせず休みにしてくれました。
その為月に入店するのは6回程という少ない月もあるほどでした。他にもインターンシップを平行して行っていた為、この融通はとてもありがたかったです。また、職場の平均年齢も30歳と比較的若く、仲の良い雰囲気ができていたことも良い面でした。
アルバイト先の嫌だったところ紹介

このアルバイト(職種名:飲食店ホールスタッフ)で嫌だった点は、根本的な問題になるのですが接客そのものです。
接客業というのはお客様に上から使われるような偏見があり、また、従業員に対し横柄な態度をとる大人を何人も見てきたことで、そういった扱いを受けることがとても嫌でした。
なのでそもそも私は接客というもの自体好きではなく、出来ればしたくありませんでした。しかし社会人前に苦手なことから逃げる癖をつけるのは良くないとい思いからあえてインターンシップと並行して限られた時間の中で飲食店アルバイトを始めようと思いました。
案の定横柄なお客様もいて、召使のように扱う人や、舌打ちをする人、マナーの悪い大人などを見ると、正直接客業が益々嫌いになっていきました。
私が接客業でのアルバイトを辞めた理由と経緯、アルバイト総括

このアルバイト(職種名:飲食店ホールスタッフ)を辞めたのは、約1年程経った時でした。
ある日接客をしていると、たまに来るおじさん二人組が来ていました。そのグループはいつも決まったサラダを頼んでいましたが、その日は頼まなかったので不思議に思っていました。
すると、声をかけられ「頼んだサラダはまだ?」と言われました。「今日は頼まれていませんよ」と返すと「頼んだはずだ」と強い口調で言い返されました。
接客業としては「申し訳ございません」と引き下がってオーダーを通せば終わりですが、こちらに非が無いことに謝るのは嫌だった為、意地を張り言い合いになりました。
結局水掛け論で店長が謝りに出てきましたが、その理不尽な関係性に耐えられず、結局その日にアルバイトを辞めました。
お世話になっておきながら嫌な辞め方をしましたが、やはり僕には接客業は向いていなかったと思っています。