バイト体験談

都会の珈琲専門店でのアルバイト体験談

投稿日:2017年4月23日 更新日:

私は今、会社員をしています。私が学生時代にコーヒーショップでバイトをしていました。

初めてのバイトはとても忙しいお店でした

私がアルバイトした場所は都内でも少し有名な珈琲専門店です。オーダーも受けてから一杯一杯サイフォンでドリップをしてからお出しするので、混雑時はお待ちいただくこともありますが、味が好きな方買い物ついでに立ち寄る方、来客理由は様々ですが基本的には忙しいお店です。

そんな私がアルバイトの面接を受けたときは大学1年生。まだ高校生の雰囲気も抜け切れてなく、髪は少し茶色で長く真面目そうな雰囲気より、遊んでそうな雰囲気の方が近い風貌でした。

アルバイトの志望動機も時給が高いからなんで口が滑っても言えませんが、内心そんな理由で面接へと進みました。面接時はそれはもう髪を黒く短くしろだのダメだしの嵐です。

これは落ちたなとも思ったのですが、なぜか採用。こうして珈琲専門店でのアルバイトがスタートしました。

目指せ時給150円アップ!ホールからキッチンへ道のりは遠い

珈琲専門店でのアルバイトは業務を覚えるだけでなく、珈琲の知識や種類なども勉強をしなくてはなりませんでした。それはもう簡単ではなく横文字も多く、珈琲のコの字も知らなかった私にとって、大学の勉強よりも面倒な作業でもありました。

もちろん珈琲を入れさせてくれることなどなく、まずはホールにてお客様のオーダーとお会計の仕事ばかり。お客様に珈琲について尋ねられたらメモをみての繰り返しです。

個人的には接客よりもキッチンの方が接客しなくてすむし何より自給が150円もアップします。早くキッチンへ移動をしたいと思いながらも半年程はホールをやらないとキッチンへは移動できない事を知り愕然。

時給が良いお店はそれなりに大変なのだと、アルバイト経験の少なかった私にとっては甘かった考えでした。

常連客の正体は占い師。珈琲専門店から占いの館となったお店

まだまだ見習いから抜け出せない日々が続いていただ、なんとか一連の流れをこなせるようになってきた頃、お店を揺るがす事になるお客様のご来店です。

初めの頃は派手な服装を召しているぐらいの印象で見たところ年の頃50代の男性。髪は長く独特な香水の香りをさせたその方が何度かお店に来店されました。常連かな?と思っていましたが、少し変なところがあります。

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連れのお客様がいつも違うし、店内でもその人のことを待っている人もいるそうで、その人が連れの人と話が終わったら、席を移動し今度は違う人と話を始めます。なんだろうと思いながらも、移動毎にオーダーもするので、お店にとってはいいお客と考えていました。

しかしだんだんと正体と目的が分かってきました。なんと男性の正体は占い師。どうやらネットで勝手に当店を占い相談の場所として指定し営業をしていたそうです。その後もちろん男性は出入り禁止となりました。

ベテランの味はどちら?当てられなければ終了。運命の利き珈琲

ホールでの仕事も順調、同じような日々が続き、店内でもキッチンとのコミュニケーションも取れ仲も打ち解けお店の一員となり始めた頃、キッチンの少々怖い先輩に呼ばれました。

キッチンへと向かっていくと、調理台には2杯の珈琲が置かれています。そして周りにはキッチンのメンバーや手の空いたホールのメンバーも集まり、さながら誕生日でも祝ってくれるのかという雰囲気ですが、あいにく私の誕生日はまだまだ先です。

すると先輩が開口一番に「どちらが俺の珈琲か当ててみろ」と私に言いました。そう利き酒なら利き珈琲です。一杯はキッチン見習いの先輩の珈琲。そして一杯はこの道数年のベテランのキッチンの先輩の珈琲(しかも怖い)。

これは当てられなかったらどうなるのよ、とあの日のプレッシャーは人生でもそう経験していません。意を決してそれぞれの珈琲を試飲。片方は苦く、片方はまろやか。飲む前は分かるわけがないだろうと思いながらも、飲んでみるとあっさりと分かる。

これには感激しました。初めて本物を当てられた貴重な経験と自分の舌に感謝しました。

ここでのアルバイトの経験は今後の人の付き合いにも生かされた

このお店は大学生の間の1年ちょっとの間お世話になりました。高校生の時代にもアルバイトをしたことはありますが、珈琲専門店という接客だけではなく知識も多く求められるアルバイトはこの時が始めてでした。

一度しっかりとした場所でアルバイトをして、厳しい接客マナーなどを身に着けたことは、その後のアルバイトや社会に出てからも、自分にとってはとても良い経験となりました。

自分がその道に進みたいかというのとは違いますが、今でも外出先などに珈琲を飲むとアルバイト時代を思い出し、味はどうかなと意識してしまうのも良くも悪くもこのお店のおかげです。

とくに年齢層も様々のお店でしたので、人の付き合い方は勉強になりました。大学生という限られた年代のコミュニティーのなか幅広い世代と交流するのは、社会人になってから非常に生かされてくるところなのだろうと、自分が社会人になってから感じています。

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