カニ目当てのお客さんで賑わう豊崎のホテルでリゾートバイト
わたしは普段、フリーライターとして生計を立てている現在44歳の男性です。フリーライターはどこに住んでいても仕事をすることができます。ということで、私は今海外で生活をしています。
年末年始の帰国時に、手っ取り早く稼げる仕事を、と思いリゾートバイトをしたことがあります。
目次
宿泊施設も提供されて、勤務地までも近くて通勤も便利なリゾートバイト
でも年に何回かは帰国して、親の顔を見に実家に戻りしばらく滞在します。3年前はちょうど年末年始に帰国することになりました。
いつものように、実家でゆっくりしていてもよかったのですが、IPAD AIRが発売されたところで、新しく買い替えたかったのでお金が必要でした。
アルバイトするには通勤する必要がありますが、自由に使える車やバイクがないのでどうしようかと思っていたときに、ネットでリゾートバイトの存在をしりました。
リゾートバイトなら宿泊施設も提供されて、勤務地までも近くて通勤も便利です。それで早速登録して、リゾートバイトにチャレンジしました。
年末年始はカニを食べに来る人でにぎわうホテルでリゾートバイト
紹介されたのは兵庫県の豊崎にあるリゾートホテルでした。ちょうど年末年始はカニを食べに来る人でにぎわうホテルです。
勤務内容はホテルレストランでのテーブルセッティング、注文とり、テーブルのあとかたずけ、などでした。
それ以外にも、午後はチェックインするお客様をロビーでお出迎えして、カウンターまで案内したり、部屋にお客様の荷物を持っていく仕事もありました。
午前中はチェックアウトするお客様の荷物を、駐車場の車に積み込むのを手伝う仕事などをしました。
楽しかった思い出は大きな熊手で雪かき!
レストランの勤務もリゾートバイトも、初めての体験でした。
一番緊張したのは、飲み物をテーブルまで運び、お客様に渡すときに間違えたり、こぼしたりしないようにしなければならないことでした。
飲み物は自分が直接、お客様から注文された分を運ぶのですが、大人数でお越しのお客様は一度に多くの注文をされます。
必要な飲み物や数はすぐにメモするのですが、誰が何を注文されたのかは覚えなければなりません。
またオボンに飲み物をたくさん乗せるとかなりの重量になりますし、一杯ずつお客様にお出しすると、オボンの重量バランスが崩れます。オボンが傾き飲み物を落とさないようにと思うと、本当に緊張しました。
幸いというか、初めてだったので知らなかっただけかもしれませんが、オボンはただのプラスチックではなく、表面が滑りにくくなっていました。そのおかげで、飲み物を滑らせて落とすことは一度もありませんでした。
またビールサーバーのビールを注ぐのも初めての体験で、うまく注ぐのが難しかったです。でも社員さんに見本を見せてもらって、グラスを傾けて最後に勢いよく注ぐと、いい具合に泡の層ができました。
このリゾートバイトで楽しかった思い出は、雪かきです。外は普段1メートルくらいの雪が積もっています。車で来られるお客様がほとんどで、一泊されて帰られるお客様の車の屋根やガラスには30センチ以上の雪が積もっています。
大阪で生まれ育った私はそこまでの雪を見たことがありませんでした。なので、長靴を履いて、大きな熊手で雪かきをしたのは、大変貴重で楽しい経験でした。
リゾートバイトは近くのハイツを宿舎にしていたのですが、頑張りが認められたのか、私だけ最後の一日空いていたホテルの一室に泊めていただけました。